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【松本清張 砂の器】中居正広主演・・・見どころ他

2019/05/04
 
砂の器
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松本清張の名作、「砂の器」が2019.3.28にフジテレビで放送された。

主演を東山紀之、中島健人(Sexy ZONE)、柄本明。

また土屋太鳳も、加賀(中島健人)の愛人役として出演した。

 

砂の器といえば、今まで映画、TVで何度も放送されている名作だ。

その度に、細かい演出部分が変更されている。

だが、どの作品も根底にあるテーマは同じものだ。

それは、人間の本質を見事に映し出している。

 

2019年3月に放送された【砂の器】も素晴らしかった。

過去の作品に負けない見事なドラマだったと思う。

特に印象部関わったのは、東山紀之演じる今西が加賀を逮捕する為に歩いていく姿だ。

僕には今西が加賀にたどり着いた時、加賀の【宿命】がまた彼に追いついてしまったように見えた。

また、土屋太鳳も今までにないシリアスな役を、見事に演じきっていた。

 

個人的には2004年1月から放送された、元SMAPの中居くんが主演した作品が、とても強く印象に残っている。

中居君の演技は素晴らしく、最終回はTV画面に吸い込まれる様に見入ったものだ。

 

ここではその2014年に放送された【砂の器】についてまとめてみた。

2019.3月の「砂の器」放送前に観てもよし、放送後に観てもよし。

いずれにしても、素晴らしい作品なので、是非お勧めしたい。

 

以下、ネタバレするのでストーリーを知りたくない人は見ないでください。

砂の器 砂浜

 

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中居正広、砂の器あらすじ

蒲田で男の死体が発見される。

その男は、顔を潰されていたため、身元がわからない。

この時の中居君演じる加賀の、悲壮感ただよう演技が強く印象に残っている。

そして、所持品からあるスナックが割り出されるのだ。

 

そこでは、スナックの店員の証言により、男2人が訛りのある言葉で会話されていたという情報を掴む。

その会話で、何度も「カメダ」という言葉が使われていた事が判明する。

この「カメダ」という言葉が、事件解決の唯一の手掛かりとなるのだ。

そして、この言葉を頼りに、一人の刑事が事件の真相を暴いていくのである。

それは、中居君(加賀)が追い詰められるキッカケとなったのだ。

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砂の器 主な出演者

  • 加賀英良  ⇒ 中居正広

天才ピアニスト、天涯孤独の身で、その過去には大きな秘密が隠されている

  • 今西修一郎 ⇒ 渡辺 謙   

蒲田の事件を担当する刑事。わずかな手がかりから事件の真相を追っていく

  • 本浦千代吉 ⇒ 原田芳雄

加賀の父親。加賀とともに過去に大きな秘密がある。

加賀とは、子供の頃に別れてから会っていない。

不治の病に伏せている。

  • 三木謙一

加賀の秘密を知る男。

加賀の恩人でもある。

ある事がキッカケで、加賀の存在を知る。

加賀に殺されてしまう。

砂の器 見どころ(2004年1月TBS放送)

本浦千代吉(原田芳雄)が村に火をつけるシーン

本浦千代吉は、村で一人だけダム建設に賛成したという理由で、村人から差別をうけていた。(小説では、ハンセン病となっています)

ある日、本浦の妻が急病になり、近くの家で宴会を開いている医師に助けを求める。

ところが、医師や村民はこれを無視する。

妻を他の町の病院に連れて行こうとする最中に、妻は亡くなってしまう。

 

これに激怒した本浦は医師、村民を殺し、村に火をつけてしまう。

これが、全ての悲劇の始まりだった。

 

一見、殺人鬼の様に思えるだろう。

だが、本浦は普段から身に覚えのない事で差別を受けていたのだ。

そして、医師や村人からの、あり得ない対応での妻の死。

 

この状況に我を忘れ、激怒しない人間はいないだろう。

もちろん、殺人は決して良い事ではない。

だが、そういった状況を招いたのは、村人全員の責任の様に思える。

 

このシーンには人間が、一部の人を差別する昔から現代にまで続く深い闇を描いている。

 

三木謙一を殺害するシーン

加賀英良の目の前に、本当の過去を知る三木謙一が現われる。

それは、三木が偶然に目にした一枚の写真が原因だった。

 

加賀は、過去を捨て別人として生きてきた事を全て三木に打ち明ける。

過去を捨て名前を変えて生きている加賀に、納得できない三木。

怒りつけ、つかみ合いとなった反動で、加賀が三木を押し倒してしまい失神させてしまう。

もしも、、、あの悲劇がなかったら恩人との再会を喜んだはずだろう。

だが、恩を受けた事さえ忘れさせる過去が加賀にはあった。

 

そして、加賀は意識のない三木を人気のない所に引きずり込む。

三木を石で何度も殴打し殺害してしまうのだ。

その後、線路に三木の死体を横たえ、身元がばれない様にした。

なぜ恩がある三木に対し、この様な事が出来たのか?

 

それは、過去の自分が暴かれる恐怖に怯える日々を過ごしていたからだろう。

自分自身は、何も悪い事はしていないのに地獄の様な過去。

 

おそらく、加賀は自分の過去が一日も頭から離れる事はなかったと思う。

砂の器 線路

父(本浦千代吉)と子(本浦秀夫)が事件後、逃亡するシーン

村人を殺害し、村に火をつけた後、父と子は逃亡の旅に出る。

雨の日も、雪の日も海岸や線路などを親子二人で歩き続ける。

そのシーンは時間にして、20分位だっただろうか?

 

僕はこれ程、TV画面に引き込まれた記憶はない。

その場面は、静寂の中に親が懸命に、子供を守ろうとする親の姿があった。

また、セリフが無くても、あまりに残酷な過去を背負った二人がいたのだ。

 

あまりにも悲しい二人の背中が切なかった。

だが、犯してしまった罪は、決して許されるものではないが、親と子の絆は固く結ばれていた。

 

<秒でハマる>

砂の器 主題歌(2014年1月TBS放送)

主題歌はドリカム(DREAMS COME TERE)の「やさしいキスをして」

この曲を聞くと、「砂の器」を思い出す人も多いのではないだろうか?

まさに画像と音楽が一体となった名曲である。

 

この曲を聞くと、「砂の器」の親子が逃亡するシーンを今も鮮明に思い出す。

そして、感傷的な気分になる。

加賀の姿(中居君)を思い出す。

「宿命」を弾いていた姿を思い出す。

涙が出そうになる。

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砂の器まとめ

砂の器は人間の闇の部分を細かく表現している。

それは、人間が一部の人間に対し差別を行ってしまう事が往々にしておこるという現実だ。

これは、現代となっても学校で「いじめ」が無くならない様に、人間の悪しき性質である。

 

この差別を受けた側の人間はどういう思いをするだろうか?

「殺人なんて小説だから・・・」そう思う人もいるかもしれない。

果たしてそうだろうか?

 

例え、殺人という行為ではなくても、復讐心をもっている人はいるだろう。

差別を受けた人間の心の痛みは、その立場にならないと分からないのだ。

その事が、どれ位その人を苦しめたのか分かるはずがないのだ。

 

人間の暗い闇の部分を描いた「砂の器」

その作品の素晴らしさもさることながら、中居君の演技も鬼気迫るものがあった。

個人的に中居君の演技が好きで良く観ているが、この作品が一番良かったのではないかと思う。

 

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