40代のおやじのブログ

高校野球と美爆音・・吹奏楽部の意外な関係性とは?

2019/07/02
 
トランペット
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2019年春の甲子園大会で、吹奏楽部の演奏の音が大きすぎて注意を受ける場面がありました。

ご存じの方も多いと思います。

そうです、いわゆる【美爆音】と名ずけられた演奏です。

 

このニュースにより、陰の存在である【吹奏楽部】にスポットが当たりました。

そして、それは僕にとっては嬉しい出来事でした。

なぜなら、甲子園で当たり前の様に応援する【吹奏楽部】

 

ですが、攻撃する時に演奏する事はとても大変な事なのです。

立ちっぱなしで演奏し、時には振りをつけ演奏するのですから、体力的にもかなり消耗します。

 

僕は、高校の時に吹奏楽部に所属しており、野球部も毎年、甲子園にもう一歩という所まで勝ち進む、強豪でした。

野球部を応援する事が嫌だったことはありません。

ただ、決して当たり前ではないと言う事だけは確かです。

 

なぜなら、吹奏部にとっての甲子園は、県別に行われるコンクールです。

コンクールは室内で行われ、少しでも良い音楽を奏でる為、微妙な音量の調整などをして挑みます。

ですが野球部の応援は、基本的に出来るだけ大きな音で演奏します。

 

その為、野球部の応援をした後は必ず各楽器の音が汚くなってしまいます。

つまり、極端に言えば、野球部を応援する事は、吹奏楽部単体でみるとマイナスになるのです。

そして、【吹奏楽部】が野球部を応援しても、その逆はありません。

 

その吹奏楽部の苦労を少しでも分かって欲しい・・・そう思いここにまとめてみました。

KeithJJ / Pixabay

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吹奏学部による応援は、まず野球部の個人別にテーマ曲を選んでもらう事から始まります。

テーマ曲が決まると、次に振付も考えます。

吹奏学部は打楽器を除くと、主に木管楽器、金管楽器であり、口に当たる部分が木か金属のどちらかです。

それを動きながら演奏するわけですから、疲れは倍増します。

 

次に、ヒットを打った時、点数を取った時、ここ一番のチャンス、そして、アウトになった時の曲を選びます。

いざ試合になると、それらの曲をすばやく演奏する必要がある為、試合に集中しなければなりません。

ですから、一試合終わると肉体的、精神的にとても疲労します。

もちろん、勝利した時の喜びはひとしおですが・・・・

甲子園 代表的な応援曲と吹奏楽部の知られざる苦労!

 

ですが、野球部の応援は吹奏楽部にとってはデメリットがあります。

それは、楽器から出る音が荒れてしまうという事です。

吹奏楽部の部員は、それぞれの楽器で少しでも良い音を出そうと日々練習しています。

 

それが、荒れてしますのですから、大きなダメージになります。

この楽器の音の質ですが一度悪くなると、簡単には直りません。

個人差はありますが、僕は元通りになるまでには2週間程度掛かりました。

 

KeithJJ / Pixabay実際に僕はトランペットを担当していたのですが、1試合が終わると音は汚れ、唇は感覚がない状態でした。

見た目にはそれほど、大変そうには思えないかもしれませんが、試合をしている選手に負けない程の体力を使います。

 

僕は野球をプレーしていた経験もあるので、本当にそう思います。

 

また、夏の高校野球の都道府県大会が終わってまもなく、吹奏学部の一番の目標である全日本吹奏楽コンクールの地区大会が開催されます。

野球部にとって「甲子園」が一番の目標の様に、吹奏楽部にとっては、このコンクールがその「甲子園」にあたります。

 

そのコンクールに向けての仕上げ段階で、音が荒れる訳ですからダメージは計りしれません。

ですが、同じ学校の仲間として、それを覚悟したうえで応援しています。

 

高校野球を応援する吹奏楽部がある風景は、当然の様になっていますが、実はそのような苦労も隠されています。

 

高校野球の選手は、その思いを少しでも汲み取ってプレーして頂きたいです。

また、甲子園を見る事がありましたら、吹奏楽部の応援にも少し耳を傾けて頂けたら幸いに思います。

【美爆音】を出すにも相当のエネルギーが必要だと言う事が分かるはずです。

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