【忘年会】社員が有意義な時間を過ごすためには・・・・


Free-Photos / Pixabay
12月になると、忘年会を行う企業も多いと思う。
そして幹事を任されてしまった人もいるだろう。
幹事になると、お店や、進行、席順など考えらければならない事が多い思う。
忙しい日常の中で、それらを決めていくのは大変な事だ。
だが、大変な思いをするなら、社員には有意義な時間を過ごしてもらった方が良い。
ここでは、自らの経験からおススメする忘年会をまとめてみた。
比較的静かな居酒屋の個室を予約しよう
忘年会だからといって、ただ飲んで騒ぐだけでは有意義な時間とは言えない。
また、食べる事に忙しくなり、話が出来ない場所もあまりお勧めできない。
だから、忘年会には比較的静かな居酒屋の個室を予約しよう。
なぜなら、周りがあまりににぎやかだと、離れた人の声が聞こえなくなってしまうからだ。
その様な状況では、会話が出来る人がとても限られてしまう。
また、焼き肉や、しゃぶしゃぶなども居酒屋では避けたいところだ。
なぜなら、下の立場の人が、その料理の作業に追われ、話すことが出来なくなってしまうからだ。
せっかく、一年の終わりに社員が食事をする場なのだから、少しでも会話が出来る場所を選ぶことをおすすめする。
席順について
お店の予約が終わったら、席順について考えよう。
席順など決めない会社も多いと思う。
だが、面倒でも決めた方が良い。
なぜなら、席順を決めなければ、仲の良いグループで固まってしまうからだ。
それは、それで楽しいかもしれない。
でも、忘年会は、普段会社で接点のない人と、交流するチャンスでもあるのだ。
だから、その点を加味し、席順をきめていこう。
ただ、あまりに仲が良くない人は、話すようにしよう。
ここは、幹事の腕の見せ所だ。
ただ席順は、深く考える必要はない。
なぜなら、席順を決めても、途中から移動する人が出てくるからだ。
どうしても、席順を決められない場合は、上席者だけ固定しておいて、他の人はくじ引きにしよう。
これも困った時の一つの手である。
新人に活躍させよう
忘年会では、入ったばかりの新人に出来るだけ気を使ってあげてほしい。
新人の社員は同じ部署の人とも日が浅いばかりか、他部署の人など、まだ会話をした事がない人もいるからだ。
だから、新人社員は緊張するものだ。
もし、輪に加われない新人を見かけたら、「○○さん、こっちで一緒に飲もう」などとフォローしてあげよう。
特にオススメなのだが、「来年の抱負」を発表してもらう事だ。
これは、本人はもとより、他の社員にも良いアピールになる。
忘年会は、余興などで盛り上がる会社も多いだろう。
それはとても良い事だと思う。
だが、一番大事なのは「社員同士の会話」だと思う。
なぜなら「話したことがある人」と「話した事がない人」では、その後の関係がまるで違ってくるからである。
それは、後になって、楽しいこと以上に良い思い出になるだろう。
そして、仕事にも生きてくるものなのだ。