【ビジネス】苦手な先輩・上司との飲み会マニュアル

社会人になると、どうしても避けられないイベント。
それが、飲み会だ。
仲の良い人との会なら楽しいだろう。
だが、時には苦手な先輩や上司に誘われる事もある。
その時間は苦痛なものだ。
だが準備をして臨む事で、その時間を全くちがうものに変えられることが出来る。
ここでは、苦手な人との飲み会の時に注意すべきポイントをまとめてみた。
苦手な人への注文の仕方
お店に入ったら、まずは飲み物の注文をするだろう。
一杯目は出来るだけ相手と同じものを注文しよう。
なぜなら、人間は自分と同じものが好きだと、嬉しくなる感情をもっているからだ。
これを利用するのだ。
最初に相手の気持ちを少しでもつかめれば、その後の展開が楽になる。
もちろん、アルコールが苦手な人などは無理をする必要はない。
素直に別の物を注文しよう。
飲み物の次は、食べ物の注文だ。
これは相手の出方によって対応を変えよう。
相手が、「適当に頼んでいいか?」と聞いてきたら、任せてしまおう。
ただし、苦手な食べ物がある時は、遠慮なく伝えよう。
なぜなら、相手はこちらのが食べると思って注文する為、料理を残すことになるからだ。
料理が残ってしまうと「苦手なら最初に言っていれよな」と怒られるハメになるだろう。
また、相手に「好きなものを注文していいぞ」と言われたら、遠慮せず食べたい物を注文しよう。
ただし、「苦手なものはありますか」と相手に確認する事。
この一言がとても大切だ。
さらに、先輩や上司と飲みに行く場合は、奢ってもらう事が多いので、あまり高いものは注文しない方が良い。
これも礼儀の一つである。
会話
苦手な相手と食事する時に、一番頭を悩ませるのが会話の内容だろう。
ポイントは
- 質問する事
- 相手に話してもらう事
- 相手のグラスに注意する事
以上の3点だ。
質問の内容は、自分の悩みを伝えるといいだろう。
「~はどうしたら良いでしょうか?」といった形が良い。
あらかじめ質問する項目は何個か準備しておこう。
相手に質問していくと、気持ちよく話してくれるものだ。
ひとつの質問で、話がどんどん広がる事もある。
人間は、相手の話を聞くより、自分が話す事に喜びを感じるものだ。
だから、相手の話を聞く事に徹しよう。
また話を聞いている時でも、時々相手のグラスを確認しよう。
そしてグラスが空になりそうになったら、「何か注文しますか?」と一言掛けるのだ。
この言葉を掛けて嫌な思いをする人はいない。
いや、気に入られる確率が高くなるだろう。
飲み会の後
飲み会が終わって、相手にご馳走になったら、しっかりとお礼を言おう。
お金を支払ってくれているのだから、大げさなくらいが丁度いい。
また、次に顔を合わせたときにも、お礼をするようにしよう。
「お礼を言うのを忘れてしまう」という心配がある人もいるだろう。
だが、心に強く刻んでおけば忘れる事は無い。
苦手な相手であっても、しっかりとお礼をいうのは社会人のマナーなので気を付けてほしい。
苦手な人との飲み会・まとめ
苦手な相手との飲み会であっても、ここで書いたことを実行すれば問題なく過ごせるだろう。
だが、より大事なのは相手に興味を持つ事である。
そうする事で相手の違う一面を見る事が出来る。
それがキッカケで苦手を克服できる事もあるのである。
そうなる事が一番好ましい事である。
最後まで読んでいただき、心より感謝いたします。