【中学生】部活動に入るなら身に付けてほしい3つの事!!

中学生になると、小学校とは違い勉強も難しくなる。
中学生の子供を持つ親御さんなら、接し方も変わってくるだろう。
親としては、子供の将来の為、一番頑張ってほしいのは勉強だと思う。
そして、中学校の生活の中で部活動に入部させるかどうかが、ひとつのポイントになる。
僕の次男は現在中学2年生で、野球部に入部している。
決して、文武両道とはいえないが、何とか頑張っているようだ。
部活動に入るのなら、子供には技術だけでなく、部活動を通じ大事な事を学んで欲しい・・・
そう思う親御さんも多いのではないだろうか?
なぜなら、勉強だけに集中するなら、部活動に入らない方が時間的には有利だからだ。
だが、部活動でしか見につかない事もある。
それは
- 先輩・後輩とのつながりを学ぶ
- 責任感が身につく
- 一つの事をなしとげる
これらの3点となる。
ここでは、この3点について具体的にまとめてみた。
先輩、後輩との接し方を学ぶことが出来る
部活動に入ると、年齢が異なる先輩、後輩との関りが出てくる。
今は、昔ほどその関係が厳しくはないが、それでも先輩には気を使い同級生と同じ接し方にはならないはずだ。
それは、後輩に対しても同じである。
先輩になると、良い事が多いように思えるが、後輩に下手な所は見せなれないので緊張感が生まれるものだ。
だから、「自分が1年生の時は、早く3年生になりたい」 そう思っていた人も、良い部分だけではない事に気が付くはずだ。
中学1年生、2年生の時に先輩からは多くの事を吸収してほしい。
僕も先輩から教えてもらった事は多い。
特に覚えているのは、入っていた部活動で問題が起き、全員でミーティングを行った時の事だ。
その時は、ほとんどの先輩が真剣に意見を言っていた。どれも立派な意見だった。
だが、僕が心を動かされたのは、その先輩達ではなかった。
心を動かされたのは、ミーティングの翌日から、誰よりも早く朝練をする様になった先輩だ。
その先輩はミーティングでは全く発言はしていなかった。
だが、その姿に中学生ながら、「自分もしっかりしなくては」と思ったものだ。
言葉ではなく、態度で示してくれた先輩はとても大事な事を教えてくれた。
自分よりも、年齢が上の先輩から色々と勉強できるのは部活動で身に付けてほしい部分である。
1人の行動が部全体の責任になる
中学生位の年齢であれば、深く考えずに問題を起こしてしまう事もあると思う。
例えば、「学校にお菓子を持っていく」など本当にささいな程度の事だ。
だが、それが部活動全体に影響を与えてしまう事がある。
実際に僕の次男は、この問題を他の生徒が起こし、ある大会に出場できなくなった。
当事者は本当に嫌な思いをしただろう。
この事自体は決して褒められる事ではない。
だが、失敗から学ぶ事が大事だと思う。
そして、こういった連帯責任を学べるのは部活動だけだ。
なぜなら、Aクラスの生徒が問題を起こし、Aクラス全員の成績に影響がある・・・なんて事は絶対にないからだ。
「自分の行動で誰かに迷惑をかける」という感覚を身に付けるのはとても大事な事だ。
なぜなら、社会に出れば自分が問題を起こせば、家族や会社など周りに迷惑をかけてしまうからだ。
また、僕も中学生の時に問題を起こしてしまった事がある。
中学2年生の時だった。
軽い気持ちからとった行動だったが、所属していた部活動が大会に参加できるかどうかの問題になった。
結果が出るまでの日々は毎日中々寝れなかったものだ。
それは、自分が参加するからではなく、自分の過ちで周りに迷惑をかけてしまうからである。
結果的には、参加できたのだが、あの時の気持ちは今でも覚えている。
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部活動でひとつの事を成し遂げる
僕は、部活動における中体連などの結果は二の次だと思っている。
もちろん、【全国大会に出場した】とか【北海道代表選手に選ばれた】という結果は凄い事だと思う。
日頃の練習の成果が目に見える形で結果となった、すばらしい事である。
だが、それ以上に大事な事がある。
それは皆で力を合わせ、一つの目標に向かって苦難を乗り越え努力した事だ。
きっと、その後の人生で生きる糧となるだろう。
出来るならば、悔し涙を皆で流す位努力してほしい。
その事が、結果以上にあなたの事を成長させてくれるだろう。
一生懸命に努力すると、周りの仲間とぶつかる事もあるだろう。
妥協した方が楽かもしれない。
だが、そこから逃げずにぶつかる勇気を身に付けてほしい。
それが、中学生が部活動から見に付けてほしい一番の事だ。
中学生部活動のまとめ
中学校で部活動に入部すると、勉強する時間が減る事になる。
また、友達と遊ぶ時間もあまり取れないだろう。
だからこそ、技術を学ぶよりも、真剣に取り組む姿勢が大切だ。
一生懸命取り組むと、色々と悩みにぶつかるだろう。
だが、そこを乗り越えてこそ身に付けられる事がある。
そして、それは将来とても役に立つ事だと思う。
最後までお読みいただき、心より感謝致します。
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