【巨人 亀井義行】最高の1番打者!勝敗を決めるその実力とは?

試合開始直後に快音を響かせる。
一番バッターに痛打されると、ピッチャーはリズムを取る事が出来なくなる。
これが1番打者の役割の一つだ。
2019シーズンにおいて、巨人の1番打者として力を発揮しているのが、「亀ちゃん」こと亀井義行選手である。
最高の1番打者といっていいだろう。
巨人は首位に立ち2位と9.5ゲーム差をつけているが、亀井選手の貢献は非常に高い。(2019.7.19)
それは、亀井選手が相手投手の立ち上がりを何度も叩いているからだ。
これは、数字には表れないが勝利に密接に結びついている。
なぜなら先発投手がテンポを乱し、速い回で降板させることが出来れば、勝利の可能性は高くなるからである。
亀井選手は、走攻守、3拍子揃った選手である。
また、器用さも兼ね備えている。
2019シーズンは外野手としてプレーしているが、以前には内野を守る事もあった。
ここでは、亀井選手の実力についてまとめてみた。
亀井選手の長打力
亀井選手は2019シーズンは1番打者で起用される事が多い。
足が速く、バットコントロールが上手いのが理由だろう。
また、2019シーズンでは2本の先頭打者ホームランを放っている。(2019.7.20現在)
ヒットだけでなく、ホームランを打つパンチ力も兼ね備えているのだ。
先頭打者にホームランを打たれるピッチャーのダメージは計り知れないものだ。
なぜなら、元々ピッチャーは立ち上がりが悪いものだからだ。
そのなかでホームランを浴びてしまっては、リズムを大きく狂わされるだろう。
また、亀井選手は、初球から積極的に打ちに行くバッターだ。
試合開始後の、初球を見事にヒットにするシーンが数多くみられる。
これも、ホームラン程ではないにしても、ピッチャーがリズムを崩す原因だろう。
そして、ピッチャーが調子を崩してしまえば、早い回に失点を重ねてしまうのだ。
2019シーズンはそういった試合が数多くみられる。
つまり、1番バッターである亀井選手の打撃が勝敗に大きく影響しているのだ。
⇒MVP男 読売ジャイアンツ 丸選手はなぜファーボールが多いのか?
これが全人類に愛される亀井善行様 pic.twitter.com/iv3S57JIX7
— nanami (@s6BKNV378EgwpSF) August 9, 2019
イチローも認める・亀井の守備力
亀井選手は、が守備範囲も広く、肩も強い。
その守備力にはかつてイチロー選手にも絶賛されたほどだ。
特に、そのスローイングは正確である。
外野からのバックホームでは高い確率でストライクを投げる事が出来る。
守備位置を過去のデータ、バッターとの相性を加味しこまめに変えているそうだ。
これこそ、ベテランのなせる技だろう。
2019シーズンの巨人の外野手の中で、一番守備力があるのは亀井選手といえるだろう。
サブとしての亀井選手
2019シーズンの活躍だけを見ると、長年スタメンで出場していてもおかしくない亀井選手だが実際はそうではない。
FAで毎年の様に戦力を補強する巨人だけに、2018が9年ぶりに規定打席を達成したシーズンだったのだ。
もしも亀井選手が巨人以外のチームに所属していたら、毎年レギュラーとして出場していただろう。
その証拠に2009年に行われた第二回WBCに、亀井選手は選出されている。
チームで規定打席に達したことがないのにだ。
そして、その実力がありながら、チームでは脇役として徹してきたのだ。
本人としても歯がゆい時もあっただろう。
だが、それを乗り越えて活躍してきたのだ。
そして、その実力に再び注目が集まっている。
原監督も亀井選手の事を高く評価している。
そう、亀井選手がプロ2年目となる2006年にスタメンとして抜擢したのは原監督なのだ。
2019シーズンに関しては、亀井選手は脇役ではなく、主役のひとりとなるだろう。
⇒日本ハム 吉田輝星の凄み 大舞台で力を発揮できる精神力とは?
一番バッター亀井選手の実力・まとめ
亀井選手の実力の秘密は
- バットコントロールの良さ
- ホームランを打てるパンチ力
- 鉄壁の守備
以上の点が挙げられる。
走攻守、全てにおいて高いレベルでプレーする亀井選手。
年齢を重ね、その技術はより磨きがかかっている。
そして、原巨人が2019シーズンで優勝するにはなくてはならない存在である。
最後まで読んでいただき、心より感謝いたします。
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