西武ライオンズ 山川穂高 ホームラン製造機 バッティングの秘密に迫る

豪快なスイングと、日本人離れしたパワー。
西武ライオンズの山川穂高選手は、いとも簡単にスタンドにボールをたたき込む。
2019.9.8の時点で2年連続40本塁打を達成した。
これは、チームメイトの中村剛也選手以来、日本人としては10年ぶりの記録である。
山川選手といえば、ホームランを打った後のパフォーマンスも魅力の一つである。
2018は女芸人【ゆりあん】のパフォーマンス。
2019は【相撲】のパフォーマンス。
これを楽しみに球場に足を運んでいるファンもいるだろう。
イチロー選手が安打製造機といわれたが、山川選手はホームラン製造機といっていいだろう。
では、山川選手がなぜホームランを量産できるのか?
その秘密をまとめてみた。
山川穂高 スイング
山川選手の持ち味といえばフルスイングだろう。
打球をより遠くへ飛ばす為にはフルスイングが適している。
山川選手のバッティングフォームは、肩幅より狭く立ち、早めに足を上げて踏み込むものだ。
このフォームだと、より打球に力を伝える事ができる。
その反面タイミングを崩されやすいものだ。
だが、山川選手はタイミングを外されてもフルスイングする事が出来る。
それは、左足でしっかりとタメを作る事が出来るからだ。
これは、打率が.253(2019.9.8)という成績からも表れている。
なぜなら、タイミングを外されてもミート出来なければ、この打率は残せないからである。
この下半身の強さが山川選手のバッティングを支えている。
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山川穂高のフリーバッティング
山川選手は試合前の打撃練習において、初めにバッティングマシンを利用している。
ただひたすらに、同じコースに来るボールを打つ練習をしているのだ。
これによりバッティングフォームを固めているという。
そして、打撃投手との練習では、120%の力でスイングしている。
これは、「普通にセンター前に打つのは簡単だから」と語っている。
120%の力でフルスイングすると、フォームが崩れるものだ。
だが、山川選手はボールを強く打つ事にこだわる。
その姿勢こそが、ホームランを量産できる秘密のひとつだろう。
試合後の練習
山川選手は、試合後に毎日100球の打ち込みを欠かさず行っている。
しっかりセンター返しをする事でフォームを修正しているという。
これにより試合中にフルスイングしても、フォームを維持できるのだ。
試合に勝った時は、遊びに行きたいときもあるだろう。
それでも山川選手は「明日打てるかわからないから」という理由で練習を欠かさない。
このひたむきさが、ホームランを量産できる秘密のひとつだろう。

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レギュラーシーズン終了まで、あと6試合。#山川穂高#埼玉西武ライオンズ #seibulions #NPB #超総力戦 pic.twitter.com/mTuaHth5Lg
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 19, 2019
山川穂高・ホームラン製造機のまとめ
山川選手のスイングスピード。
そして日本人離れしたパワー。
それだけでは、ホームランを量産する事は出来ない。
試合前、試合後に誰よりも練習している事がホームランを打てる一番の要素だろう。
才能に恵まれたプロ野球の選手でも、努力が大切なのを山川選手は教えてくれる。
✔最後まで読んでいただき、心より感謝いたします。