ブラック企業の見分け方・・たった3つの方法とは?

転職した企業がブラック企業だったら・・・・
結論から言って、一日でも早く辞めた方がいいだろう。
それは、プライベートの時間がなくなるだけでなく、自分の健康にも悪影響が出てくる可能性があるからだ。
極端な話、健康であれさえすれば、どこかで働くことは出来る。
だが、病気になってしまうと、働くことができないのだ。
転職活動が上手く進まず、時間が掛かったり、無職の期間が長かったりすると就職した企業の事を冷静に見れない事がある。
それは、「ここ以上環境が悪い企業は沢山ある」という考えになってしまうからだ。
僕もそうだった。
だが、「ブラック企業」で働いてはいけない。
それは、大事な家族との時間を奪われるだけでなく、病気になる可能性も高くなる。
僕は、実際に2度ほど倒れてしまった。
だから、今働いている企業が「ブラック企業」かどうかを見分けるのは大事な事だ。
ブラック企業は、従業員が病気になったとしても守ってくれないだろう。
最終的に困るのは自分自身である。
ここでは、過去の経験を基に「ブラック企業」の見分け方をかいてみた。

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ブラック企業にはタイムカードがない
ブラック企業には、タイムカードがない所が多い。
その代わりに、出勤日に印鑑を押す形をとっている所がある。
もし、今の会社がこの形をとっているなら「ブラック企業」である可能性が高い。
それは、労働基準監督署から調査が入った時に、労働時間をごまかす可能性があるからだ。
そもそも、タイムカードは会社にとって用意しなければならない物である。
タイムカードが無ければ、時間外労働が発生した場合、どの様に対応するのだろう。
タイムカードの有無は「ブラック企業」を見分ける大事なポイントのひとつだ。
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ブラック企業は休日・休憩がとれない
それぞれの会社によって休日や、休憩の規定が決まっていると思う。
これは、会社と契約した時の雇用契約書に書かれている。
ここで注意してほしいのが、雇用契約書に書かれている内容が、労働基準法よりも下回る条件の場合である。
具体的には、
- 休日は少なくても週一日以上
- 6時間を超える労働の際は45分以上の休憩以上
- 入社してから6カ月で有給休暇10日取得以上(短時間の労働者除く)
以上が労働基準法で定められている。
だから、就業規則に
- 休日 1月当たり3回
- 8時間労働 休憩30分
- 有給休暇 半年ごとに6日
などの内容であれば、それは全て無効になり、労働基準法の条件が採用されるのである。
さらに、雇用契約書で4週6休という条件で入社したにも関わらず、実際に4週4休などに変わってしまった場合は、
2日の出勤は休日出勤として、割増賃金が発生する。
仮に業務が多忙になり、月の1週目に休日が1回しか取れなかった場合は、企業は代休を与える必要がある。
もしも、これらに該当し、割増料金が発生していないのなら、「ブラック企業」である可能性が高い。
休日や休憩を確認する事が、「ブラック企業」を見分けるひとつの方法である。
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ブラック企業は労働時間外に会議がある
仮に、退社時間が17:00の会社に勤めていたとしよう。
その場合において、定期的に17:00からの会議がある場合は「ブラック企業」だと考えていいだろう。
なぜなら、時間外労働は、当然割増料金が発生する。
割増料金が発生するにも関わらず「定期的な会議」をする企業は労働基準法を守っているとは言えないからだ。
また、この様な企業は当然のごとく割増料金を支払わないだろう。
「就業時間外の会議」がある企業は「ブラック企業」だと考えられる。
ここで挙げた項目の企業に勤めているのなら、退職する事をお勧めする。
なぜなら、自分の体は自分で守るしかないからだ。
年齢に関係なく、健康であれば働くことが出来る。
だが、病気になってしまうと、それが出来なくなる。
そして、病気になっても「ブラック企業」は何もしてくれないだろう。