ミルクボーイM-1で優勝できた本当の理由!史上最高得点の意味は?

M-1グランプリ・・お笑い芸人にとって最も価値のある大会と言えるでしょう。
なぜなら、優勝を勝ち取る事が出来れば、一気に仕事が舞い込んでくるからです。
そして、2019年のM-1グランプリを制したのは、「ミルクボーイ」でした。
M-1グランプリで優勝する前は、ほとんどの人は知らなかったと思います。
しかもミルクボーイは準決勝で史上最高得点を叩き出しました。
ここでは、ミルクボーイがM-1で優勝できた本当の理由と【史上最高得点】が持つ意味をまとめてみました。
ミルックボーイのプロフィール
M-1グランプリ2019、優勝できました!!!
今まで応援頂いていた皆様本当にありがとうございました!!!
もちろんここで落ち着かず、まだまだ頑張っていきます!!!
これからもミルクボーイをよろしくお願いします!
!!!
本当にありがとうございました!!! pic.twitter.com/qGGHyGQpkN— ミルクボーイ駒場 (@88MBOy) December 23, 2019
駒場孝(33歳)と内海崇(34歳)のコンビ。(2019.12現在)
テレビで見ると、2人とも40歳位にみえるのは僕だけでしょうか?
駒場さんは、暇さえあればジムに通う筋肉バカというだけあって、男らしい体付き。
一方、相方の内海さんは正反対の肥満体型と、コンビで対照的なのが印象的です。
高校生の時から2人とも違うパートナーとコンビを組み漫才をしていたそうです。
それもM-1甲子園に出場する程、真剣に取り組んでいた様です。
きっと高校生の時からお笑い芸人をめざしていたのでしょう。
2010年にM-1グランプリが一度終了し、2015年に再開される間の5年間は、2人とも真剣に漫才に打ち込まなかったそうです。
おそらく、M-1グランプリがない間は張り合いがなかったのでしょう。
ですがM-1再開後はミルクボーイは真剣に漫才と向き合います。
そして、2019年のM-1グランプリにおいて優勝を成し遂げるのです。
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ミルクボーイが優勝できた本当の理由
ミルクボーイ、手の基本ポジション。両手を組んで前に置く。 pic.twitter.com/mIZzsIOWew
— 伊藤聡 (@campintheair) December 23, 2019
M-1グランプリで優勝した後のミルクボーイはとても謙虚でした。
コメントを求められても、「嘘ですよ」と答えていたのが印象的です。
おそらく、あの二人の姿は演技ではないでしょう。
もちろん、M-1グランプリの決勝戦に残ったのですから、優勝を目指していたと思います。
ですが、まだ自分達に「その力はない」と感じていたのではないでしょうか?
皮肉にも、その姿は準決勝で敗退したコンビ「和牛」と真逆の物でした。
「和牛」は漫才に取り組む姿勢から、審査員にきつい言葉を浴びせられました。
これには賛否両論ありますが、人生を懸けてM-1グランプリに臨んでいる芸人がいる事を考えると、正しい指摘だと思います。
そして、ミルクボーイの漫才はそういった空気の中で行われたので、観客に伝わるものがあったのだと思います。
もちろん、ネタが素晴らしいのは間違いないのですが、ミルクボーイの「謙虚さ」が見ている人の心を打ったのです。
これが、M-1グランプリ史上最高得点が出た要因のひとつでしょう。
また、ミルクボーイが優勝できた理由のひとつともいえます。
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まとめ
2019年は吉本興業の闇営業問題で、多くの芸人が謹慎処分になりました。
また、それ以外でも不祥事により処分を受けた芸人もいます。
ですから、世間の「お笑い芸人」を見る目は厳しくなっていると思います。
それは、単に「面白い」だけでなく、「その人となり」も見るようになったのではないでしょうか?
そういった意味で、2019年のM-1グランプリは、ミルクボーイがダントツの優勝だったと思います。