ピエール瀧 あの凶悪じみた演技は全て偽りだったのか?

2019年3月12日 タレントのピエール瀧さんが違法薬物使用の疑いで逮捕された。
驚いた人も多いと思う。
いったい、ピエール瀧さんは一体いつから薬物を使用していたのだろう?
(取り調べで、最近の供述で20代から使用しているとの事だった)
僕はとても好きな俳優だったので、残念でならない。
ピエール瀧さんは様々な映画に出演している。
その中でも特に印象深いのが、「悪人」と「日本で一番悪い奴」だ。
ピエール瀧の悪人
悪人は実際に起きた凶悪殺人事件を基に作られた、ノンフィクション小説を原作として作られている。
それだけに、とても恐ろしくリアリティのある映画だ。
正直、あまりに恐ろしい内容で見た後は凍り付いてしまった。
それくらい、インパクトのある作品なのだ。
この作品の中で、ピエール瀧さんは、「悪人」では、狂気じみた方法で次から次と、殺人を犯す役を演じている。
この時の、演技はとても迫力があった。
特に、その目つきが印象に残っている。
「殺人を楽しむ犯人」を見事に演じ切っていたのだ。
リリーフランキーさんとのコンビでは、恐ろしさを感じるほどの迫力があった。
その演技が高く評価され、ピエール瀧さんはこの映画で【助演男優賞】を獲得している。
これには大いに納得した。
なぜなら、僕はやくざ映画が好きで、良く観るのだが、この凶悪じみた演技はそれを超越していたからだ。
だからこそ、とても強く印象に残ったのだ。
だが、この映画の時に、もし薬物を使用していたならこの演技は偽りだったのか?
そう思ってしまう。
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ピエール瀧の日本で一番悪い奴ら
こちらの映画も北海道警察の過去の不祥事を題材にしたノンフィクション映画である。
主人公の刑事役(綾野剛)が先輩刑事の影響を受け悪事に手を染めていってしまう内容なのだ。
この先輩刑事役をピエール瀧さんが演じている。
その演技たるや、映画に出てくるヤクザ役の人を、凶悪の時と同じ目で圧倒していた。
決して登場シーンは長くないが、主人公よりも印象深かった。
それは、圧倒的な存在感があったからだ。
画面にピエール瀧が映し出されると、他の役者がかすんでしまう程のオーラを感じた。
映画を観ながら「なぜこの人は、こんなに存在感があるのか?」と思ったものだ。
役者にとって存在感というのは、大事な部分だろう。
そして、悪役を演じる時は、凶悪じみた演技が出来る事は大きな武器だと思う。
だがそれが、違法な薬物を使用してのものだったとしたら・・・
それは全て偽りになってしまうのではないだろうか?
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