【仕事を辞めたい】本当の理由とは?明日に繋がる第一歩!

「仕事を辞めたい」・・・・これは働いている人であれば、一度は考えた事があることだろう。
僕も今まで何度考えたか分からない。
だが、そう考えるたびに転職する訳にもいかないだろう。
ここでは、5度ほど転職を経験した僕が「会社を辞めたい」と思った時の「本当の理由」をまとめてみた。

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給料が安い
これはほとんどの人が抱えている悩みだろう。
なぜなら、現状の給料に満足しているという人に出会った事がないからだ。
もちろん、本音を話していないかもしれない。
だが、満足している人は少数だろう。
だから、給料が低いと感じてるだけで会社を辞めるべきではないと思う。
もちろん、将来的に昇給の見込みもなく、同世代の友達などと比較して、かなり差がある場合は考えるべきだ。
そうではなく、自分の評価と会社の評価を比較して「給料が安い」と思うならば、期間を決めて様子をみるべきだ。
なぜなら、「給料が安い」というだけで、退職する人は少ないからだ。
意外と、それ以外の部分に「本当の理由」があるものだ。
会社の評価が低い
会社からの評価が低い事が、退職する一番の理由になっている人は多いと思う。
この「会社からの評価」というのは給料以外の部分である。
「他人は関係ない」と口では言っている人でも、同僚との評価の差を気になるはずだ。
もしも、自分より仕事が出来ない人が、会社から評価されている場合は、やる気を失うだろう。
僕も実際に、その様な経験があるが、本当に辛かった。
だが、会社という組織は「仕事の能力」だけで評価されるとは限らない。
そこには、会社内には「社内政治」というものが存在するからだ。
だから、周りから見てあなたの方が明らかに優秀であったとしても、正しい評価が下されるとは限らない。
ただ、今まで約20年社会人を経験し、気が付いた事がある。
それは、頑張っている姿は、他の誰かが見ていてくれるという事だ。
そして、圧倒的な実力差をつければ、立場は逆転できるという事実だ。
もちろん、その間、仕事が出来ない人の下で働くのは辛い事だ。
耐え難いものだろう。
だが、たとえ転職しても同じようなケースがないともいえない。
大事な事は、その人との圧倒的な実力の差をみせつける事だと思う。
それでも、会社が評価してくれないようなら、辞めるべきだと思う。
ただ、その頑張りは、転職をしても必ず生きてくるものだ。
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人間関係
僕は10年間人事を担当していたが、退職する社員の理由で一番多かったのが「人間関係」だ。
退職を申し込んできたときには違う理由であっても、面談した際に「人間関係」が本当の理由の場合が多い。
人間関係は難しい・・・・
2人以上の職場であれば、必ずこの問題は発生すると思う。
特に人付き合いが得意でない人は、人間関係で悩むことも多いはずだ。
そして人付き合いが上手な社員を羨ましく思うだろう。
だが、社内でとても上手く振舞っているように見える人でも、人間関係の悩みはもっているものだ。
その人は、「人間関係の悩み」を解消する為に、努力をしているのだ。
そして、確実に言える事は、転職しても人間関係という問題が発生する可能性は高いという点だ。
ただし、直属の上司に目の敵にされたり、社内で嫌われ者になってしまったとしたら、早めに退職する事をお勧めしたい。
なぜなら、その状態を改善するのはとても難しいからだ。
だが、「社内の空気が悪い」とか「自分と合わない人がいる」という理由であれば、自分から寄り添う努力をしてみよう。
自分が「とても嫌いな人」は、相手もあなたの事を好きではない。
それは、自分が嫌っていれば、自然に相手にも伝わってしまうものだからだ。
だから、思い切って、その人の良い所を見つけ出し、積極的に話しかけてみよう。
そうする事で、意外と関係が改善される事がある。
僕は自分の性格に問題があるのかもしれないが、最初から気の合う人などほとんどいない。
だが、何とか好きになろうと努力し、積極的に話しかけている。
そうすると、不思議と相手も気持ちを許してくれるものだ。
人間関係は、良い関係を築くには一定の時間が必要である。
だが、一瞬で悪化する場合もあるので最新の注意が必要だ。
「会社を辞めたい」と思ったら、自分の中の本当の理由を探してほしい。
その理由がみつかると、改善される場合もある。
「会社を辞める事」はいつでもできる。
だが、本当の理由が何であれ、一定期間努力をしてほしい。
そして、相談する時は社内の仲間だけではなく、他社で働く友達の意見を聞くべきだ。
そうする事で、自分の置かれた状況を冷静に判断する事が出来る。
辞めようと思えばいつでもやめることは出来る。
こう考える事も、気持ちを楽にさせてくれるのでお勧めである。