仕事 若い世代の部下をやる気にさせる! たった3つの方法とは?

部下が中々やる気をだしてくれない・・・・
そう思っている人は多いだろう。
今の時代、日本では精一杯努力しなくても、それなりの生活は送れるものだ。
また、出世を特に望まない人も増えているらしい。
この様な環境の中では、部下にやる気を出させることは難しいものだ。
だが、それが出来れば、、上司の仕事としてかなり評価されるだろう。
ここでは、今までの経験を基に、若い世代の部下にやる気にさせる方法をまとめてみた。
若い世代の部下は、褒めて褒めちぎろう
今の若い世代は怒られる事には慣れていない。
それは、学生時代に昔の様に厳しく教育されてきていないし、家庭でも厳しくされていない人が多いからだ。
つまり、40~50歳の人とは育ってきた環境が違うのだ。
だがら、自分のペースで注意をしても、若い世代には届かないだろう。
だが、育ってきた環境の違いは悪い面ばかりではない。
例えば、パソコンの操作は、学生時代から練習しているため、驚くほど慣れている。
新卒の20歳程度の人でも、かなりのスピードで入力できる人も多い。
また、スマートフォンやSNSの操作にも詳しい人が多い。
今は、企業でもSNSを積極的に使っている時代だ。
その流れは、これからますます加速するだろう。
そこで、若い世代の力を借りるのだ。
そして、スムーズに進んだら、褒めてあげよう。
若い世代は褒めて伸ばすのである。
こういった積み重ねが、若い世代の部下がやる気になるキッカケとなる。
若い世代とは、ほどほどに飲み会を開こう
今の若い世代は、飲み会が苦手な人が多いようだ。
一番の理由が、「自分の時間」を大事にしたい人が多いらしい。
これは、何も悪い事ではない。
だが、一緒に食事をし、酒を飲み交わすことは、コミュニケーションを高める上で有効なのも事実である。
それは、今も昔も変わらないことだ。
だから、飲み会を行う頻度が大事だ。
年に2回くらいがベストだと思う。
その位であれば、若い世代の社員も出席してくれるだろう。
そして、飲み会の席では仕事の話よりも、趣味の話や家族の話を中心にしよう。
なぜなら、仕事の話をすると、その飲み会を部下は「仕事」と捉えてしまうからだ。
飲み会は「仕事」ではなく、【コミュニケーションを図る場】として受け止めてもらう必要がある。
また、部下の話をじっくり聞く様に心がけよう。
自分の話は、しなくても良い位だ。
「上司が昔の苦労話をする・・」というのは、今の時代嫌がられるだけだ。
その様な飲み会を行えば、以前より若い世代の部下とコミュニケーションが取りやすくなるはずだ。
これは、上司と部下においてとても大事な部分である。
なぜなら、コミュニケーションがとれていないとお互いに意見を言えない為、スムーズに仕事が進まないからだ。
部下から、どんどん意見を言ってくるようになれば、【やる気】が出てきた証拠である。

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若い世代の部下に仕事を任せてみる
若い世代の部下に仕事を依頼する時に、細かな部分まで指示をする上司もいるだろう。
それは、悪い事ではない。
だが、ある程度、部下に実力がついてきたら、思い切って任せてみることも大事だ。
そうする事で、部下はやりがいを感じるだろう。
部下の中には、細かな指示を求めてくる人もいるかもしれないが、そういう時は「責任はとるからやってみろ」と言ってあげよう。
この時に注意するのは、仕事の仕方を大きく外さない様にポイントは説明する事だ。
そうする事で、リスクを最小限に抑えることが出来る。
もちろん、失敗するかもしれない。
だが、上司としても、リスクを恐れていては、部下の成長を遅らせる事になる。
そして、万が一失敗したら、全面的に責任をとろう。
そうする事で、部下はより高い気持ちで仕事に臨んでくれるはずだ。
また、上司に対しての信頼感が生まれるものである。
若い世代にやる気を出させる・まとめ
以前、仲の良い同僚と、理想の上司像を話しあった事がある。
その時に最終的にたどり着いたのは「責任をとってくれる上司」だ。
他の能力が低くてもいい。
しっかりと責任をとってくれれば、若い部下はついていくことが出来る。
だが、自分の保身だけを考え、責任を押し付けてくる上司も少なくない。
自分もその様な上司に何回も出会ってきた。
こういう上司に誰がついていくのだろう。
その人間性で何を成し遂げられるのだろう。
その人が唯一守っているのは、自分の肩書と会社からの評価だけだ。
この様な上司は、目には見えない部分で会社を弱体化させる。
逆に、責任をしっかりと取ってくれる上司であれば・・・・・
どんな難しい仕事であっても、部下はやる気になって頑張るものだ。
どれだけIT化が進んでも、人間同士の関係が、仕事のモチベーションを決める・・そう思う。
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