【小学生 サッカー】ドリブルが上手くなる為の3つの練習とは?


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2018年現在は、少年野球より、サッカーのクラブチームなどに入っている子供の方が多いそうだ。
高校野球や、プロ野球の盛り上がりを見ると、ギャップを感じるが、サッカーが日本で一番人気のあるスポーツになる日は遠くはなさそうだ。
小学生からサッカーを始める場合、クラブチームなどに入る人が多いと思う。
クラブで一生懸命練習し、休みの時には一人で自主練習する時もあるだろう。
そして、この自主練習が上達のスピードを決めるのだ。
なぜなら、クラブチームでは所属する他の選手と同じ時間、同じ内容の練習を行う事になる。
自主練習は、練習方法も練習時間も個人によってバラバラだ。
だから、より効果的な練習を行えば、ライバルと差を付けることが出来る。
ここでは、自主練習で取り入れてほしいドリブルの練習方法を紹介したい。
速いドリブルを見につけよう
みなさんは、ドリブルしている選手とボールをもたない選手が競争したら、どちらが速いと思うだろう?
当然、ボールをもたない選手である。
それは、なぜか?
それは、ドリブルする瞬間、つまりボールを蹴る瞬間に走るスピードが落ちるからである。
だから、ドリブルの練習の目的の一つはスピードの落ち具合を減らすことにある。
TVで見た事はないだろうか?
ドリブルしている選手を、後ろから追いかけても、中々追いつかない場面を、、、
なぜその様な事が起きるのかというと、ボールタッチの際にスピードがあまり落ちていないからだ。。
「僕は足が速くないからドリブルをしても遅い」そう思う人もいると思う。
もちろん、足の速さも速いドリブルをする上で大事な事だ。
だが、足が速いだけではドリブルが上手いとは言えない。
あくまで、ドリブルが、自分の全力で走った時のスピードに近くなる事を目標に練習しよう。
その為には、ドリブルの最中にボールばかりを見ていてはいけない。
また、ボールと一定の距離でドリブルする事が大事だ。
速くドリブルが出来るからと言って、一回のドリブルの幅を長くしない事も必要な事だ!!
なぜなら、ボールの距離が長くなってしまうと、試合では簡単にボールをとられてしまうからだ。
これでは、いくら速いドリブルをしても全く意味がない。
それは試合で使うことが出来ないドリブルは、役に立たないからだ。
速いドリブルは味方からパスを受け、サイドを一直線に駆け上がるイメージで練習しよう。
練習しているうちに、足のどの部分を使い、どのタイミングで蹴ればスピードが落ちないかわかってくるはずだ。
これをマスターする事が、ドリブルが上手くなる大事なポイントである。

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http://aki0316.com/three-things-you-need-to-decide-scoring-beginner-scoring/
切り返しをマスターしよう
試合では、ただ真っすぐにドリブルする事はほとんどない。
それは、あらゆる所に相手チームが守っているからだ。
だから、相手をかわす技術を身に付けなければならない。
まずはドリブルしている途中で、後ろに切り返す練習を行おう。
これが、スムーズに出来ると、あまり守備が上手くない相手なら交わすことが出来る。
切り返しは、全力でドリブルし一瞬でストップし、体を180度反転させ利き足でボールを正面にコントロールするのだ。
最初は、ストップした時に体が流れ、スムーズに体を反転できないと思う。
ポイントは、ストップした時にしっかりと足に力を入れ、体が流れるのを抑える事だ。
そして、反転した時に、自分がボールを蹴りやすい位置におく事を心がけよう。
これが、出来ると反転した後のプレーがスムーズになる。
始めは、スピードを落としたドリブルから反転する練習を行い、徐々にスピードを上げて行こう。

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強弱をつけたドリブルを見に付けよう
強弱をつけたドリブル・・遅いドリブルから、速いドリブルへ一気にスピードを上げる事だ。
このスピードの差は大きければ、大きいほど効果的だ。
一瞬でスピードを切り替えることが出来れば、相手を置き去りに出来るだろう。
もちろん、簡単には身につかない。
なぜなら、スピードを上げる時にはボールコントロールが難しくドリブルが大きくなりやすい。
そして当然ボールとの距離が開いてしまえば、簡単にボールを奪われてしまうからだ。
だからいって、ドリブルの大きさばかりを意識すると、ダッシュ力が弱くなってしまう。
この点に注意し、練習しよう。
この点を意識する事が緩急をつけたドリブルが上手くなる為に必要な事だ。
また、スピードを上げる時に、相手に悟られなないようなモーションを心がけよう。
一人でドリブルの練習を行うときにも、相手の選手がいる事をイメージして練習しよう。
どんな、ドリブルの練習でも常に相手がいる事を想像する事が、上手くなる早道である。
そして、少し上手くなっても、「もう出来た」と思わない事が大事だ。
なぜなら、練習に終わりはないからだ。
しっかりと、目標を持ち、しっかりとイメージして、継続して練習してほしい。