【少年野球】子供にケガをさせない為にチームを選ぶ方法とは?

野球が好きな子供がまず、本格的に野球を教えてもらうのが少年野球だろう。
少年野球では、主に野球の基礎を教わる事になる。
そして、投げる時のフォーム、打つときのフォームがここでほぼ決まってしまう。
もちろん、中学校、高校などで、強制的に治すことも可能だが、一度ついたクセを治すのは難しい。
だから、少年野球は野球の基礎をする上で、とても大事になってくる。
そして、少年野球でプレーする間に、ケガをしない事も大事だ。
ただ、ガムシャラにプレーしていると、ケガをする可能性が高い。
だから、指導者の役割もとても大きい。
もしも肘の怪我、肩の怪我をしてしまうと、その後の野球人生に大きく影響を与えてしまう。
僕の次男は、少年野球でピッチャーを務め、全国大会に出場したが、肘のケガを負ってしまい、今も完治はしていない。
今はプレー出来てはいるが、同じチームメイトには少年野球の時に肩を痛め、一年間練習できなかった選手もいる。
だから、少年野球は子供にケガをさせない事が大切だ。
ここでは、少年野球のチームを選ぶときに、ケガをさせない為のチーム選びをまとめてみた。

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勝利第一主義ではないチームを選ぼう
チームの監督が、勝利を何よりも優先するチームは選手にケガをさせてしまう可能性が高い。
なぜなら、少年野球の試合は主に週末に行われ、一日2試合行う事がよくある。
場合によっては、3試合なんて事もある。
その中で、勝利を優先すると、選手のケガにどうしても繋がってしまうのだ。
特に、ピッチャーを任されている選手は、連投する場合が多い。
強豪チームであれば、同じ実力の選手がピッチャーが揃っているところもあるが、それはごくわずかだ。
だから、甲子園と同じように、勝利を優先すると連投になってしまうのだ。
息子が所属していたチームは、確かに強かったが、所属している野球部員ほぼ全員が、ケガをしていた。
それは、ピッチャーに限らずだ。
理由は、練習時間の長さにある。
日曜日の午前中練習し、昼から2試合を行うという日程がよく組まれていた。
これだと、結果的に移動時間や食事時間などを含めると、朝から夕方まで野球漬けとなる。
時間が長くなれば、集中力も落ちるし、疲労もたまってしまう。
そして集中力のかけた状態で、プレーすると怪我をする確率が高くなってしまうのだ。
個人的には決して良い事ではないと思う。
確かに、親の立場から見ると勝ち進む姿は嬉しいものだ。
だが、ケガをして、プレーできない子供の姿を見るのはそれ以上に辛いものだ。
だから、子供にケガをさせたくなければ、勝利より子供の体を優先する監督のチームを選ぶべきだ。
具体的には
- 練習時間に無理がないか?
- 適度な休みがあるか?
- そのチームに所属していた選手が卒団後ケガをしていないか
以上の点を調べてみよう。
それが、怪我をさせない為のチーム選びのポイントとなる。
チームの公式戦が多すぎないか?
少年野球では、様々な大会にエントリーする事が出来る。
そして、エントリーする数が多いほど、試合数も多くなる。
このエントリー数が多いと、1日2~3試合消化しなければならない。
こうなってくると、疲れから当然ケガのリスクも高くなる。
チームの試合数は、ホームページで確認できるので、入団前に絶対にチェックした方がいい。
少年野球に限った事ではないが、小学校の段階では基礎を作る事が大事だ。
そして、ケガは出来る限り避けたいところだ。
大会で勝ち進むと、選手、監督はもちろんのこと、親としてもとても嬉しい。
だが、それだけで、喜ぶのは監督や、親のエゴだと思う。
本当に大事なのは、子供が無理をしていないかを確認する事だろう。
そして、少しでも痛い所があれば、休ませる必要がある。
自分自身は、次男にその点を確認できなかった為とても後悔している。
だから、これから少年野球を始める方たちには、怪我をさせないチームを選んでいただきたい・・・そう思う。