鈴木武蔵 サッカー日本代表の新たな可能性を創る男 その魅力に迫る

サッカー日本代表のFWは大迫選手に依存しているため、代わりの選手を探す事が急務となっている。
そこで、候補に挙がるのが鈴木武蔵選手だ。
鈴木選手は、大迫選手の様に、ポストプレーを得意とするタイプではない。
だが、FWにおいて必要な能力はポストプレーだけではない。
様々なタイプがいる。
そして、一番大事なのは【得点を取る能力】である。
鈴木武蔵選手は、長い間日本代表の課題であった【決定力】を解消する可能性を秘めている。
そう、日本代表の新たな可能性を創る男なのだ。
その魅力を紹介したい。

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鈴木武蔵の圧倒的な身体能力
鈴木武蔵選手の魅力の一つは、その圧倒的な身体能力だろう。
- 50mを5秒台
- 垂直飛び90Cm以上
- 足の長さ115cm
これだけでも、すばらしい能力だと言う事が分かる。
特に、そのスピードは圧倒的なものである。
日本代表には50mを5秒台で走ることが出来る選手は他にもいる。
だがサッカーで本当に必要なのは10mや20mのスピード。
つまりダッシュ力だ。
鈴木選手はこのダッシュ力が凄まじいのだ。
それは、ジャマイカ人の父を持つ圧倒的なバネがあるからなせるものだろう。
だから、味方からのスルーパスに飛び出すプレーでは、相手のDFはついていく事が出来ないのだ。
日本代表には、優れたミッドフィルダーが沢山いる。
そのMFから出されたスルーパスを生かすことが出来るのが鈴木武蔵なのだ。
独特のリズムを持つドリブル
鈴木武蔵選手のプレーを見ていると、他の日本人選手と明らかに違う部分がある。
それは、独特のリズムを持つドリブルだ。
元々、足が長く懐が深い為DFはうかつには飛び込めない。
それに、このリズムが加わる事により、DFはより止める事が難しくなるのだ。
その結果、鈴木武蔵選手にボールが渡れば、他の選手へのパスも有利な状況で出すことが出来る。
この独特のリズムは練習して見に付けることは出来ないだろう。
つまり、鈴木武蔵選手ならではの武器だと言う事だ。
この武器は日本代表の新たな可能性の一つになるに違いない。
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現代に舞い降りた宮本武蔵
みなさんは、鈴木武蔵選手の名前を聞いて何を連想するだろうか?
おそらく、江戸時代の剣豪、宮本武蔵だろう。
鈴木選手は、2015年8月にU-22の京都合宿中に手蔵森誠監督の「メンタル強化」の一環により「座禅」を経験している。
その時に、【心のトレーニング】の大切さに気が付き、積極的に取り入れるとコメントしている。
鈴木武蔵選手のご両親がどのような想いで、【武蔵】の名を付けたのかは定かではない。
だが、【宮本武蔵】の存在を、日本人であるお母さんは知っていただろう。
鈴木武蔵選手が、サッカー日本代表の【宮本武蔵】になるような気がしてならない。
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