部下の報連相!上司が気を付けるべき3つの事とは?

管理職になったら、部下に求める事・・・・
それは、報告、連絡、相談だろう。
ビジネス書では、上司をタイプで分けた場合、それほど求めないタイプもいると書いてある。
おそらく、その様なタイプの人もいるだろう。
だが、僕が今まで勤務した5社の上司は、みんな報告を求めるタイプだった。
上司がホウレンソウを求める一番の理由は、部下の責任は自分の責任になるからだ。
だから、上司は部下に対して、ホウレンソウがないと注意をする事になる。
だが、部下の立場から見ると、ホウレンソウをしない理由は上司にある事が多い。
上司は、ただ黙って座っていれば良い訳ではないのだ。
部下から報告をもらいたければ上司から、取りにいかなければならない。
その為には、部下が報告しやすい環境を整える必要もある。
それを理解しなければ、いつまでたっても「ダメな部下だ」と嘆く事になるだろう。
ここでは、上司が部下から報連相をもらえる為に、注意すべき点4つにまとめてみた。
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部下が話しかけるスキを与える
部下は上司に報告をする際、気にしているのは、タイミングである。
例えば、いつも忙しそうにしている上司に、話しかけるスキがあるだろうか?
このタイプの上司は、報告をしようとしても、「忙しいから後で」と突き返される場合が多い。
だから、いつも余裕がなく、忙しそうにしている上司は報告等をもらえないのだ。
僕も管理職を何回か経験したが、本当に忙しいのだろうか?
いや、忙しいのだろう。
だが、部下からの報告をもらいたければ、スキを与える事が必要である。
「忙しい」ではなく「余裕がある」と見せなければならない。
それも、管理職の仕事のひとつだろう。
⇒【仕事】課長の役割とは?その仕事が会社を大きく左右する・・・・
上司から報告等をとりにいく
上司が椅子に座り、「報告がない」と何回いっても何も解決しない。
自分が指示した案件の進捗が気になったら、進んで声をかけるべきである。
そうする事で、部下も相談しやすくなる。
また、部下の中には、問題が進んだ段階で報告してくるタイプもいる。
このようなタイプにも普段から声を掛けていれば、早めに報告がもらえるだろう。
それは大きな問題を未然に防ぐこともなるのだ。
だから報告は部下から上がってくるものだと言う固定観念は捨て、上司から取りに行くことが大切なのである。
⇒【仕事】尊敬される上司とは? 部下は悪い所を探す天才なのか・・・
部下とコミュニケーシンを意識的にとろう
あなたは部下と、どれ位コミュニケーションを取れているだろうか?
もちろん、規模にもよるが、部下の全員と毎日会話している人は少ないのではないだろうか?
コミュニケーションが取れていないと、部下は相談するのに、かなりのエネルギーを使わなければならない。
だから、コミュニケーションは上司と部下の間でとても大切なのだ。
毎日短い時間でもいいので会話を交わすことが大切だ。
スポーツの話、ニュースの話、なんでもいい。
話題に困ったら、「髪切った?」なんて聞いてもいい。
その一言で、部下との距離は近くなるのである。

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部下から報連相をもらうための・まとめ
部下から報連相をもらうというのは、上司が思っているより難しい事だ。
それを可能にするためには、部下に報告しやすい環境を作ってあげる事が必要だ。
それが出来れば、報連相をしてくるようになるだろう。
また、報連相を繰り返すたびに、信頼関係も生まれてくるものだ。
それが出来れば、部署内の仕事は何倍も円滑に回るはずである。
✔最後まで読んできただき、心より感謝いたします。
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