東京オリンピック 追加種目で日本人選手の活躍が期待できる競技は?

2020年東京オリンピックから、新たに追加される種目をご存じですか?
それは
- スポーツクライミング
- スケートボード
- サーフィン
- 空手
- ソフトボール
- 3×3バスケットボール
- 野球
以上の6種目です。
これらの、種目の中には日本の有力選手もいますので、新たなスターが生まれるかも知れません。
ここでは2020年の東京オリンピックの追加種目の見どころを、種目別にまとめてみました。
スポーツクライミング
スポーツクライミングは、ボルタリング、リード、スピードと3つの種類に分かれています。
ボルダリングでは、ロープを使わずに高さ5m以下の壁を登る競技です。
勝敗は、制限時間内に課題を何回クリアしたかで競われます。
課題のクリアはトップと呼ばれるゴール地点に両手で保持することが必要です。
クリア数が同じであれば、チャレンジ数が少ないほうが勝ちとなります。
ボルタリングでは、技術もさることながら、課題ごとの、コース設定を考えるメンタル面も勝敗に大きく影響してくるでしょう。
リードはロープをかけながら、高さ12身上の壁をどこまで登ったかを競います。
スピードは高さ10もしくは15メートルの壁をロープを掴みいかに早く登れるかを競います。
見どころは、なんといってもボルタリングです。
この競技の日本人選手は男女とも上位進出を期待できる選手がそろっており目が離せません。
2019.8に日本で行われた世界選手権では、みごと複合種目で、野口啓代選手が銀メダルを獲得。
同じく男子の楢崎智亜選手は、金メダルを獲得。
2人とも、東京オリンピック代表に内定しました。
スケートボード
スケートボードはストリートと呼ばれる、街中に存在する斜面、緑石などをイメージしたコースを滑る種目と、 パークはお椀型のボールや深皿型のプールなどを中心にR斜面(コースの中で湾曲した滑走面)を複雑に組み合わせたコンビプールと呼ばれるコースを滑る2種目があります。
両種目とも難易度、メイク率、ルーティーン、スピード、オリジナリティなどを総合的に評価する採点競技です。
見どころは、日本人選手が2016年6月にオースティンで行われたX Gamesの女子パーク部門で優勝を果たしており、東京オリンピックでも上位進出が期待されます。
また、スノーボードで銀メダルを獲得した平野歩夢選手も2020年スケートボードでの出場を目指しており、こちらも注目したいところです。
サーフィン
サーフィンは、波をのりこなす、ライティングの点数によって勝敗がきまります。
選手が繰り出す技の難易度や、創造性などを複数の審査員が採点します。
また、競技としてのサーフィンは、ひとつの波に対し1人しか乗ることが出来ない為、選手間の駆け引きが重要な要素となってきます。
見どころは、やはり日本人選手。
2015年には10代で全米オープンを制した日本人選手も出てきており、上位進出も夢ではありません。
⇒2020年東京オリンピック 金メダルを期待できる競技のまとめ!!
空手
空手は、組手競技と方競技の2つの競技が行われます。
組手は男女とも体重別に5階級に分かれており、決められた攻撃部位に突き、蹴りを出しポイントを競います。
ただし攻撃部位にはあくまでも、寸止め、軽く当てる、いずれかの、ヒットで初めてポイントとなります。
それ以上の過度の打撃は反則となってしまいます。
形競技は2人の対戦者が、突き、蹴りのスピードや全体のバランス、リズムなどを競います。
5人の審判員によりジャッジされます。
競技する形は、世界空手連盟が定めた形から選択します。
見どころは、やはり空手強豪国である日本人選手。
2016年にオーストラリアのリンツで開かれた、第23回世界選手権は男子形、女子形、男子団体形、女子団体形の他、組手も男女ともそれぞれ1名が優勝しており、多くのメダルが期待できます。
ソフトボール
2008年の北京オリンピックで優勝し、2020年東京オリンピックが12年ぶりの復活となります。
ソフトボールの見どころは何といっても、宿敵アメリカに勝てるかどうかでしょう。
それは、2年に一度行われている世界選手権で2016.2018とアメリカに敗れ準優勝となっているからです。
日本のピッチャーが強力アメリカ打線を抑えることが出来れば、金メダルも見えてくるでしょう。
熱い戦いを期待したいと思います。
3×3バスケットボール
3×3の最大の見どころは、個人技です。
なぜなら、3×3は通常のバスケットボールの半分のコートの広さで行われるからです。
1回の攻撃時間の12秒と通常のバスケットボールの半分となっているからです。
そして、3×3ではアーク外(3ポイントとなるライン外)からのシュートは2点。
また、アーク内からのシュートは1点となります。
つまり、ライン外からのシュートが2倍の点数とります。
いかにライン外からのシュートを決めるかが、勝敗の鍵を握ると思われます。
野球
野球の見どころは、日本がメジャーリーガーを招集するかどうかでしょう。
招集する事が出来れば、ドリームチームが出来上がります。
ただ、メジャーリーガー抜きでも、日本の野球は十分に金メダルを狙える力があります。
野球は、2008年の北京オリンピックを最後に、オリンピック種目からその姿を消してしまいました。
ソフトボールも同様です。
国民的スポーツである野球が地元での金メダルを取ることが出来れば、野球人気もますます盛り上がる事間違いないでしょう。
2020年東京オリンピックの追加種目は、どの競技も見どころ満載です。
✔最後まで読んでいただき、心より感謝いたします。