もしも【少年野球】から坊主の選手がいなくなったら?

【野球=坊主頭】というイメージはないだろうか?
高校野球を筆頭にそのイメージが強いと思う。
また少年野球、中学野球でも坊主のチームが多い。
では、他のスポーツで坊主のスポーツはあるだろうか?
おそらくないだろう。
そして坊主が好きな少年たちはほとんどいないだろう。
だから坊主が野球をしない原因だとしたら、改善する必要がある。
少年野球は、競技人口が著しく減少している。
小学生の【将来なりたい職業】でプロ野球選手が第二位になっているのにだ。(第一生命保険2018年)
だから、野球の人気が低迷しているわけではない。
このままだと、少子化により、増加させるのは難しいだろう。
だから、改善できる事はすぐに取り組むべきだ。
ここでは、野球と坊主との問題についてまとめてみた。
何故ぼうずなのか?
そもそも何故野球だけ坊主なのだろうか?
これは古くからの慣習があるからだ。
少年野球、中学野球、高校野球すべてにおいてルールに記載されているわけではない。
だから、何かのキッカケで変える事ができるのだ。
一昔前の高校の運動部では、【水を飲んではいけない】など恐ろしい慣習があった。
だが、今はこれを行っている学校は、ほとんどないだろう。
また、野球部でよく聞くのが試合に負けて、「髪を伸ばしているから勝てない」というセリフである。
これも、時代と逆行している。
なぜなら、髪の長さと野球の技術は関係が無いからだ。
逆に言えば、髪の毛を短くしたくらいで上手になるほど野球は簡単なものではない。
坊主を廃止している学校もある
二刀流としてメジャーで活躍している大谷翔平選手や、同じくメジャーに渡った菊池雄星選手の出身校として有名な花巻東高校は坊主を廃止している。
だが、2018年8月に行われた夏の甲子園大会の出場校の9割以上は、坊主頭であった。
甲子園大会は世間の注目が非常に高い。
これから野球を始める小学生もTVで多く観戦するだろう。
だから、甲子園に出場するチームのほとんどが坊主にならない限り【野球=坊主】というイメージは変わらないと思う。
⇒なぜ少年野球人口は縮小しているのか?親の手伝いを軽減するには
坊主をやめるとメリットしかない
もし、【野球=坊主】のイメージがなくなったら、どうなるだろう?
坊主になる事に抵抗があり、少年野球に入団する事をためらっている子供はいなくなるだろう。
また、甲子園の球児のプレーを見る子供たちの目も変わってくると思う。
それは、間違いなく日本の野球界にとってメリットしかない事だ。
野球のルールもメジャーリーグに習い、次から次へと変更されている。
そうであれば、プレーに直接関係のない髪型に関する事であれば、変えられるだろう。
野球人口の減少を解消するひとつとして取り組むべきことだと思う。
最後まで読んでいただき、心より感謝いたします。
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