内田裕也さん 死去から考える 男にはない女性の強さとは?

男は女性に支えられているのではないだろうか?
僕はそう思う。
みなさんは、結婚されている妻がもし亡くなってしまったら、どうなりますか?
内田裕也さんが2019年3月17日に死去された。
2019年に入ってから、体調が思わしくなかったとの事だ。
妻である、樹木希林さんが亡くなってから半年後の事になる。
これは、少なからず奥様がお亡くなりになり、ショックをうけた影響もあるだろう。
それは、有名人に関わらず妻が亡くなると、旦那さんが後を追いかける様に、お亡くなりになるケースが多いからだ。
なかには、「一人でもやっていける」という人もいると思う。
だが、ほとんどの男はガッカリしてしまうだろう。
もちろん、女性も旦那さんが亡くなれば、気落ちするとは思う。
人間の強さの種類から見ると、男と女は違うのだと思う。
その理由を自分なりにまとめたみた。
男には耐えられない出産の痛み
女性は、出産する時、とてつもない痛みを伴うと言われている。
昔は、自らの命と引き換えになる場合も少なからずあった。
そして、その痛みは男には耐えられないものだという。
もし出産の痛みを男性が味わえば、それに耐えきれず、すぐに死んでしまうらしい。
この事からも、女性の男にはない強さが分かる。
戦争の時に叫ぶ声
日本は、第二次世界大戦の時に【神風特攻隊】と言われる、攻撃を仕掛けている。
これは、戦闘機に乗り込み自らを犠牲にして攻撃を行うというものだ。
この攻撃を行う時の最後に叫ぶ声が「お母ちゃん」だという方が多かったそうだ。
なぜ、「お父ちゃん」ではないのか?
それは、やはり自分を生んでくれた母親の方が、本能的に【愛おしい】からなのではないかと思う。
男は、育ててくれた母親、支えくれた妻に寄り添って生きている人が多いのではないか?
少なくても僕はそうだ。
また、この点からも男にはない女性の強さが分かる。
子供を育てている母親の強さ
子供が生まれてから、3歳くらいまでが子育てでは一番大変だと思う。
個人差はあるが、生まれてからしばらくは、昼や夜に関係なく母乳やミルクを与えなければならない。
また、オムツの交換もある。
寝つきの悪い子供であれば、抱っこしなければならない人もいるだろう。
その為、女性は妊娠して、やっと出産を終えても、そこから大変な苦労が待っているのだ。
子供が1歳くらいになるまでは、睡眠時間がほとんど取れないお母さんも多いと思う。
そんな大変な思いをして子育てをしている。
もちろん、男も子育てに協力している人も多いだろう。
だが、女性の負担の方が、はるかに大きい。
こういった過酷な子育てを経験し女性には、男にはない強さが備わるのではないだろうか?
3人の子供を持つ父としてそう思う。
亡くなられた、内田裕也さん、樹木希林さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
そして、天国という世界があるのなら、再会をしていれば素敵な事だとも感じます。
それは、僕もいずれ訪れる死の後に、亡くなった父に会えることを少しだけ期待しているからだ。